宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2024/ 2/ 1 12:26 更新 太陽風は平均的な状態が続いています。磁気圏は概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 460km/秒から400km/秒へ少し下がっていますが、 平均的な状態が続いています。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態で安定しています。 昨日のニュース以降も太陽風に特に変化はなく、 29日のM6.8フレアの時に発生したCME(コロナ質量放出)は、 地球の方向までは広がっていなかった様です。 太陽風磁場の南北成分は、 弱い南寄りの傾向が続いています。 AE指数は小規模の変化が時々発生する程度で、 磁気圏は比較的穏やかな状態です。 SDO衛星AIA193では、 中心部の南側に小さいコロナホールが見えています。 3日後くらいに影響がやって来るでしょうか。 太陽は、中心部東側(左側)の3565黒点群でC3.2やC2.3、 北東(左上)の3567黒点群でC4.5など、 小規模のフレアがあちこちで発生しています。 今後、フレアの規模が大きくなる様な 変化が見られるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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