宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 1/22 12:56 更新 CMEによる太陽風の乱れが近付いています。現在の太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 一昨日、20日の夕方に発生した CME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れは、 今日の夕方、22日18時(世界時22日9時)頃に 地球に到来する可能性があると、 NOAA/SWPCの予報で発表されています。 その場合、発生から2日での到来となるので、 太陽風の速度は高まりそうです。 すると、磁場が南向きに強まった場合に、 磁気圏の活動はより激しくなる可能性があります。 この後の宇宙天気の変化に注目して下さい。 昨日紹介した、21日9時(世界時21日0時)頃に 太陽の北東側(左上)で発生したCME(コロナ質量放出)について、 SOHO衛星LASCO C2、C3のその後の動画を掲載します。 ガスは太陽の左寄りに広がっていますが、 地球の方向へも噴き出しているかもしれません。 前の乱れに続く形で分かりにくいかもしれませんが、 注目してください。 太陽では、中心部北東側(左上)にある 3559黒点群が大きくなっています。 SDO衛星による可視光の拡大写真を掲載します。 フレアの発生も続いていて、 今日未明以降、C3.9、C5.8、C5.8、C3.7、C6.6 などの小規模フレアが次々に発生しています。 今後、フレアの規模も大きくなるでしょうか。 太陽風は、390km/秒と平均的な速度が続いている様です。 磁場強度も5〜6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄りでしたが、 中盤以降は、0nT付近か北寄りになっています。 AE指数のグラフは、 前半に200〜500nTの小規模の変化が起きていますが、 以降は変化が少なくなり、現在の磁気圏は穏やかです。 (c) NOAA/SWPC 21日朝に発生したCMEのその後の様子。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の中心部北東側の3559黒点群。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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