宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:15)
今日、C6.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/21 10:58 C6.3
09:01 C5.3
1/20 23:22 C5.2
17:37 C3.5
11:54 C1.7
1/19 --- ---

黒点  1/21 (NOAA)
磁場 フレア
3545 2 α ---
3549 3 β ---
3553 1 α ---
3555 6 β C4
3556 1 α ---
3559 22 β C5
3560 8 β C2
3561 6 β ---
3562 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 400 -0.9
-2 h 408 +1.3
-4 h 390 +0.7
-6 h 398 -2.2
-8 h 400 +0.0
-10 h 405 -3.1
-12 h 408 -3.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -1 -/ -
-2 h 5 -/ -
-4 h 8 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
1/21 0.3 1x10^2
1/20 0.3 1x10^2
1/19 0.3 1x10^2
1/18 0.3 1x10^2
1/17 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 1/16 12:31 太陽風は低速の状態が続いています。太陽も穏やかに推移しています。
2024/ 1/17 12:53 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2024/ 1/18 11:50 太陽風はより低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2024/ 1/19 14:38 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は穏やかです。
2024/ 1/20 11:10 太陽風は平均的な速度で安定しています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2024/ 1/21 13:15 更新
ハロー型のCMEが発生しています。太陽風の乱れは地球に到来しそうです。

担当 篠原

昨夕、20日17時半(世界時20日8時半)に、
太陽の中心部やや南東(左下)の3555黒点群付近で、
C3.5の小規模フレアが発生しました。
その頃に、ダークフィラメントの噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

この噴出により、CME(コロナ質量放出)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
ガスが淡くて見にくいですが、
やや左下寄りに太陽を丸く囲むハロー型のCMEが広がっています。

このため、太陽風の乱れは地球へ到来しそうです。
発生から3日程度かかると考えると、23〜24日頃でしょうか。
磁場の強まりがやって来て、南向きに大きく変化すると、
磁気圏の活動が激しくなる可能性があります。
太陽風の変化に注目して下さい。

また、今朝、21日9時(世界時21日0時)には、
北東(左上)の3559黒点群でフィラメント噴出が発生しています。
X線グラフを見ると、この頃に、
C4.0、C5.3、C6.3の小規模フレアも発生しています。

CMEは地球に対して斜め方向に飛び出していますが、
端の方は地球へ向かっているかもしれません。
前のCMEに続く形で
太陽風の乱れがやって来るかもしれません。


太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5nTと
どちらも平均的な状態が続いています。

磁場の南北成分は、グラフの中盤まで南寄りになっていて、
AE指数は400nTくらいの小規模の変化が連続的に発生しています。

今朝以降は磁場は0nTを挟んで変化する様になり、
現在は磁気圏の活動は見られなくなっています。



太陽の中心部南東側で発生したフィラメント噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽を丸く囲むように広がるハロー型のCMEが発生しています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の北東側で発生したフィラメント噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


CMEが左寄りに飛び出しています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。