宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
今日、M1.9の中規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/11 10:07 C5.2
08:22 M1.9
06:54 C6.0
05:30 C5.6
03:58 C6.5
00:11 C4.0
1/10 23:06 C4.5
21:41 M1.4
18:45 C5.2
15:52 C6.6
14:36 C7.0
13:30 C7.0
12:07 C9.6
11:41 C3.2
11:07 C3.3
04:17 C3.9
02:06 C2.7
1/ 9 20:11 C3.8
17:38 C2.5
13:03 C3.1
04:18 C4.0
00:43 C5.7

黒点  1/11 (NOAA)
磁場 フレア
3536 4 β C7
3537 1 α ---
3538 10 β M2
3539 9 β ---
3540 14 β ---
3541 24 βγ C4
3543 8 β ---
3544 1 α ---
3545 1 α ---
3546 11 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:14 485 +0.8
-2 h 480 +0.9
-4 h 476 -1.0
-6 h 476 -2.5
-8 h 448 +2.4
-10 h 442 +0.7
-12 h 442 +2.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -2 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^1
1/11 0.4 2x10^2
1/10 0.6 2x10^2
1/ 9 0.9 2x10^2
1/ 8 1.3 2x10^2
1/ 7 2.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 1/ 6 13:25 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は概ね静穏です。
2024/ 1/ 7 13:22 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。12月の黒点相対数は 114.2 でした。
2024/ 1/ 8 09:21 太陽風は低速で磁気圏は穏やかです。Cクラスの小規模フレアが続いています。
2024/ 1/ 9 12:31 太陽風は低速の状態が続いています。
2024/ 1/10 14:30 太陽風は平均的な状態になっています。磁気圏は概ね静穏です。
最新のニュース

2024/ 1/11 12:20 更新
太陽風は平均的な速度が続いています。Mクラスのフレアが発生しています。

担当 篠原

ACE衛星の観測によると、
太陽風の速度は400km/秒と平均的な状態で推移しています。
磁場強度は、8〜9nTと少し強まった状態になっています。

磁場の南北成分は、グラフの前半はやや南寄りで、
後半は0nT付近になっています。
AE指数は、グラフの途中で700nTの中規模の変化が発生して、
その後、小規模の変化がしばらく続き、
グラフの最後は静かになっています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、昨夜、10日21時半(世界時10日12時半)に、
南東の端(左下)でM1.4の中規模フレアが発生し、
今朝、11日8時半(世界時10日23時半)には、
北西の端(右上)の3538黒点群で
M1.9の中規模フレアが発生しました。
それぞれ、SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

可視光写真では、南東の端に新しい黒点が現れています。

また、今朝、11日5時半(世界時10日20時半)に、
東の端の少し向こう側でプロミネンス噴出が発生しました。
弱いCME(コロナ質量放出)も発生していますが、
横向きなので影響はありません。



南東の端で発生したM1.4の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


北西の3538黒点群で発生したM1.9の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


東の端で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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