宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 1/10 14:30 更新 太陽風は平均的な状態になっています。磁気圏は概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風は、昨日の午後から400km/秒と 平均的な速度になっています。 磁場強度も5〜7nTの間で推移していて、 こちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、南北に変化が見られ、 AE指数は小規模の変化が発生していました。 グラフの後半は穏やかになっています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、 突発的な変化を除くと、 太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽では、10日0時(世界時9日15時)に 南東の端(左下)でプロミネンス噴出が発生しています。 太陽の左下にCME(コロナ質量放出)も飛び出しています。 また、10日6時(世界時9日21時)には 北東の端(左上)でフィラメント噴出が発生しています。 どちらも横向きに発生しているので、 地球への影響はありません。 そして、南東の端の少し向こう側で、 10日12時(世界時10日3時)にC5.4、 北西の端近く(右上)の3538黒点群で 10日12時半(世界時10日3時)半と 10日13時半(世界時10日4時)半に、 C9.6とC7.0の小規模フレアが発生しています。 南東の端は、この後どの様な領域が現れるでしょうか。 南東の端で発生したプロミネンス噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左下に飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 北東の端で発生したフィラメント噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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