宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2024/ 1/ 7 13:22 更新 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。12月の黒点相対数は 114.2 でした。 担当 篠原 12月の黒点相対数は 114.2 とWDC-SILSOから発表されました。 11月の 105.4 よりも増えていますが、 1枚目のグラフを見ると、 今期のピークの中では低い方のグループに入っています。 12月は、15日にそれまでの第25期最大となる X2.8のフレアが発生しました。 黒点相対数の1日値としては、 その後の19〜22日にかけて150を超える日が続いています。 また、31日にはX5.0のフレアが発生しますが、 この日の黒点相対数は53と、 太陽面の見え方としては寂しい状態でした。 現在の太陽は、中心部の3536黒点群と、 北西側(右上)の3538群でフレアが頻繁に発生して、 C5.2、C7.1、C4.5などの小規模フレアが発生しました。 一方、南東側(左下)の3540群では、 目立つ規模のフレアは発生していません。 太陽風は、ACE衛星のグラフを参照すると、 330km/秒近い低速の風になっている様です。 磁場強度は、2〜3nTと弱くなっています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は変化がほとんど見られない状態です。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 12月の太陽黒点の推移。SDO衛星。 (c) SDO衛星 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |