宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/12/31 11:16 更新 太陽風はより低速になっています。明日くらいから速度が高まる可能性があります。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒から330km/秒へ下がり、 より低速の風になっています。 磁場強度は、5nT前後と平均的な状態です。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は変化が少ない状態です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが西へ進んでいます。 この領域の影響で、 明日くらいから太陽風速度が高まる可能性があります。 27日周期の図を見ると、前周期の太陽風は、 12月4〜7日にかけて4日ほど速度の高まりが発生しています。 今回もこの様な変化が見られるかもしれません。 2024年最初のオーロラ活動の強まりとなるでしょうか。 太陽は、東端(左端)でC5.7、西端(右端)でC6.1の 小規模フレアが発生しています。 どちらも短時間の変化で、 画像で変化をはっきり見つけることはできませんでした。 東端の少し向こう側の領域は、 ある程度活動的な様に見えます。 この後現れる領域に注目して下さい。 また、昨夕、30日17時(世界時30日8時)に、 南東の端近く(左下)でフィラメント噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 これにより、CME(コロナ質量放出)が 太陽の左下に向かって飛び出しています。 横向きの噴出なので、影響はありません。 これが2023年最後の記事になりそうです。 今年も1年間どうもありがとうございました。 2024年もよろしくお願い致します。 それでは、どうぞよいお年をお迎え下さい。 太陽の南東の端近くで発生したフィラメント噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左下に飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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