宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/12/26 08:43 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5〜6nTと 平均的な状態が続いています。 磁場の南北成分は、 弱い北寄りで推移しています。 このため磁気圏は穏やかで、 AE指数は一時的に小さい変化が発生する程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 中心部にコロナホールは見られず、 太陽風はしばらく穏やかに推移しそうです。 東端近く(左端)には、縦に伸びるコロナホールが見えていて、 6日後くらいからこの領域の影響で 太陽風の速度が高まる可能性があります。 太陽は、昨日のニュース以降は フレアの発生は少なくなっています。 昨夜、25日21時(世界時25日12時)頃に、 北西の端(右上)でプロミネンス噴出が発生し、 CME(コロナ質量放出)が 太陽の右上に向かって発生しています。 横向きの噴出なので、地球への影響はありません。 北西の端で発生したプロミネンス噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右上へ飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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