宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/12/30 10:28 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。1日くらいから速度が高まりそうです。 担当 篠原 DSCOVR衛星の観測によると、 太陽風の速度は400km/秒から350km/秒へ ゆっくり低下しています。 現在は低速の状態です。 磁場強度は、グラフの前半は5nTで推移していましたが、 後半は10nT前後と少し強まっています。 磁場の南北成分は比較的北寄りの状態で、 磁気圏は穏やかです。 AE指数は、磁場が一時的に南向きに強まった頃に 600nTの中規模の変化が発生していますが、 その他は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールがちょうど中心部に見えています。 現在、地球の方向へ速度の高い太陽風が吹き出しています。 明後日、1月1日くらいから太陽風が強まる可能性があります。 太陽は、北西側(右上)の3533黒点群でC9.8、 その右の3530群でC6.6の小規模フレアが発生しています。 どちらもそれほど活動的な様子ではなく、 太陽は基本的には穏やかに推移しそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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