宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/12/20 12:10 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏はやや活動的です。 担当 篠原 太陽風は、600km/秒前後に高まった状態が続いていました。 グラフの最後で550km/秒に下がる変化が見えていますが、 高速の状態は続いています。 磁場強度は4nT付近で推移して、 こちらはグラフの最後で7nTへ少し強まっています。 磁場の南北成分は、グラフの中盤までは北向きで、 その後、南への変化が見られる様になり、 最後の磁場の強まり以降は、 -5nTを超えるくらいの南向きの変化になっています。 磁気圏の活動はこの変化に対応して、 AE指数は、1枚目の中盤は変化がありませんが、 その後小規模の変化が見られる様になり、 最後に600nTの中規模の変化が発生しています。 太陽風磁場の南寄りの傾向が続けば、 磁気圏の活動も高まった状態が続くでしょう。 SDO衛星AIA193では、 北西側(右上)のコロナホールは西の端に近付いています。 太陽風速度の高まりは、 この後弱くなって行くのではないでしょうか。 27日周期の図を見ると、前周期の太陽風の高まりは、 11月22〜23日の2日間になっています。 太陽は、南東(左下)の3529黒点群で、 C7.1の小規模フレアが発生しました。 また、北東側(左上)のあちこちで 小さい活動が度々発生しています。 活動の強まりに繋がるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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