宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:29)
今日、M1.1の中規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/18 12:58 C4.2
11:48 C6.0
06:24 C4.8
05:12 M1.1
03:02 C3.5
02:13 C3.3
12/17 15:31 C4.1
04:44 C3.2
02:32 C2.7
00:18 C5.2
12/16 22:26 C8.3
20:00 C2.6
14:35 C3.6
12:01 C4.0
09:05 C4.6
08:37 C3.9
06:15 C5.5

黒点 12/18 (NOAA)
磁場 フレア
3514 4 βγ M1
3516 2 α C5
3519 18 β ---
3520 3 β C2
3521 3 α ---
3523 1 α ---
3524 2 α C3
3525 3 β ---
3526 3 β C5

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 488 +11.1
-2 h 482 +7.3
-4 h 488 +8.8
-6 h 496 +6.6
-8 h 477 +5.5
-10 h 467 +3.9
-12 h 494 +5.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -34 -/ -
-2 h -28 -/ -
-4 h -46 -/ -
-6 h -45 -/ -
-8 h -51 -/ -
-10 h -67 -/ -
-12 h -59 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
12/18 0.5 1x10^2
12/17 1.8 2x10^2
12/16 13.9 2x10^2
12/15 3.5 4x10^2
12/14 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/12/13 13:40 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まりました。
2023/12/14 13:04 太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動も強まっています。
2023/12/15 13:42 X2.8の大規模フレアが発生しました。CMEも発生しています。
2023/12/16 10:29 M6.9の中規模フレアが発生しました。太陽風の乱れが今夜以降到来しそうです。
2023/12/17 11:48 太陽風は平均的な速度です。乱れはまだ到来していません。
最新のニュース

2023/12/18 13:29 更新
太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が激しくなりました。

担当 篠原

注目していた太陽風の乱れは、
昨夕、17日16時(世界時17日7時)頃に
DSCOVR衛星で観測されました。
変化の規模は特に大きくはなく、
速度は、440km/秒から530km/秒へ、
磁場強度は、8nTから13nTへそれぞれ高まっています。

地磁気観測所の地上磁場データでは、
17日16時40分(世界時17日7時40分)頃に
磁場の急な強まりが観測されています。

X2.8フレアの発生から、およそ2日半で到来しました。

太陽風磁場の南北成分は、
初めは北向きに振れましたが、
その後、南向きに切り替わって、
-10nT前後の状態が6時間ほど続いています。

これにより磁気圏の活動は活発になり、
AE指数は700nTの中規模の変化から始まって、
最大で2000nTに達する激しい変化も発生しています。
極域では素晴らしいオーロラが見えていたのではないでしょうか。

今日に入った頃に磁場は北向きになり、現在もこの状態です。
このため磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数のグラフは、後半は変化がなくなっています。

現在の太陽風は、速度は480km/秒とやや高速、
磁場強度は10nTと強まった状態が続いています。


太陽は、3514黒点群は西に沈んでいます。
現在見えている領域では、
北東(左上)の3523黒点群でC6.1、
その左の3526群でC4.8
などの小規模フレアが発生しています。

この後も活動は続くでしょうか。



地上の磁場観測では、17日16時40分(世界時17日7時40分)頃に急な強まりが発生しています。
(c) 気象庁地磁気観測所


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。