宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:48)
今日、C5.2の小規模フレアが発生しました。
また、X2.8の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/17 04:44 C3.2
02:32 C2.7
00:18 C5.2
12/16 22:26 C8.3
20:00 C2.6
14:35 C3.6
12:01 C4.0
09:05 C4.6
08:37 C3.9
06:15 C5.5
12/15 20:30 C3.6
17:49 M1.2
16:03 M6.9
15:15 C3.7
14:46 C7.4
12:39 C3.8
12:20 C4.5
09:50 C5.2
08:33 C5.4
04:25 M1.2
01:43 X2.8
01:28 C3.7

黒点 12/17 (NOAA)
磁場 フレア
3513 1 α C3
3514 12 βγ X2
3516 1 α C5
3518 3 α ---
3519 18 β ---
3520 5 β ---
3521 1 α ---
3522 4 β ---
3523 2 α ---
3524 2 α ---
3525 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:34 446 -4.1
-2 h 424 -2.0
-4 h 432 -4.4
-6 h 440 -5.3
-8 h 438 -0.9
-10 h 449 +3.7
-12 h 455 +3.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -36 -/ -
-2 h -43 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 2x10^1
12/17 1.8 2x10^2
12/16 13.9 2x10^2
12/15 3.5 4x10^2
12/14 0.3 1x10^2
12/13 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/12/12 12:16 小型の彗星が太陽に近付いています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
2023/12/13 13:40 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まりました。
2023/12/14 13:04 太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動も強まっています。
2023/12/15 13:42 X2.8の大規模フレアが発生しました。CMEも発生しています。
2023/12/16 10:29 M6.9の中規模フレアが発生しました。太陽風の乱れが今夜以降到来しそうです。
最新のニュース

2023/12/17 11:48 更新
太陽風は平均的な速度です。乱れはまだ到来していません。

担当 篠原

X2.8大規模フレアに関係する太陽風の乱れは
まだ到来していません。

太陽風の速度は、
500km/秒から420km/秒へゆっくり下がり、
最後で460km/秒に少し上がっています。
現在は平均的な速さです。
磁場強度は、6〜9nTの間を上下していて、
やや強い状態です。

磁場の南北成分は、
太陽風のグラフの前半は北寄りで、
今朝くらいから南寄りに変わっています。

AE指数が参照できない状態なのですが、
磁場が南寄りになっているため、
現在の磁気圏では、
小規模の活動が見られる様になっているのではないでしょうか。

この後、CME(コロナ質量放出)による
太陽風の乱れが到来すると思われます。
到来が遅れれば、速度の高まりはより小幅になるでしょう。
一方、磁気圏活動には磁場の南向きの変化が大きく影響します。
この後の太陽風の変化に注目して下さい。


太陽は、西の端(右端)に近付いた3514黒点群で、
C3.6、C8.3、C8.1、C3.2など、
小規模フレアの発生が続いています。
この後、向こう側に進んで見えなくなります。

その他の領域では目立つ活動はなく、
太陽は穏やかになりそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。