宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/12/17 11:48 更新 太陽風は平均的な速度です。乱れはまだ到来していません。 担当 篠原 X2.8大規模フレアに関係する太陽風の乱れは まだ到来していません。 太陽風の速度は、 500km/秒から420km/秒へゆっくり下がり、 最後で460km/秒に少し上がっています。 現在は平均的な速さです。 磁場強度は、6〜9nTの間を上下していて、 やや強い状態です。 磁場の南北成分は、 太陽風のグラフの前半は北寄りで、 今朝くらいから南寄りに変わっています。 AE指数が参照できない状態なのですが、 磁場が南寄りになっているため、 現在の磁気圏では、 小規模の活動が見られる様になっているのではないでしょうか。 この後、CME(コロナ質量放出)による 太陽風の乱れが到来すると思われます。 到来が遅れれば、速度の高まりはより小幅になるでしょう。 一方、磁気圏活動には磁場の南向きの変化が大きく影響します。 この後の太陽風の変化に注目して下さい。 太陽は、西の端(右端)に近付いた3514黒点群で、 C3.6、C8.3、C8.1、C3.2など、 小規模フレアの発生が続いています。 この後、向こう側に進んで見えなくなります。 その他の領域では目立つ活動はなく、 太陽は穏やかになりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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