宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/12/19 12:31 更新 太陽風の速度が高まっている様です。Cフレアの発生が続いています。 担当 篠原 太陽風は、450〜470km/秒と 少し高めの速度が続いていましたが、 今朝早くからさらに上昇して、 19日7時(世界時18日22時)頃に600mkm/秒に達しています。 グラフの最後で速度が下がっていますが、 これはデータが正しくない様に思います。 太陽風の磁場強度は、 10nT前後に強まった状態が続いていましたが、 速度が高まると下がり始め、 現在は6nTと平均的な状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真で、 北西側(右上)に見えているコロナホールの影響が 来ているのかもしれません。 Xフレアの発生で、CMEによる乱れに注目していましたが、 3日前の16日のニュースを見ると、 このコロナホールが太陽の中心部の北側に見えています。 太陽風磁場の南北成分は、 南北に変化が発生しています。 振幅もある程度あり、 磁気圏の活動はやや高まった状態になっています。 AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が 次々に発生しています。 今日のSDO衛星AIA193では、 中心部の南側にコロナホールが見えています。 3日後くらいから、こちらの影響が始まる可能性があります。 太陽は、中心部北側の3528黒点群で、 C6.5、C4.5、C7.3の小規模フレアが発生しています。 3528群は昨日よりも黒点が大きくなっています。 この後の変化に注目してください。 また、北東側(左上)の3526群でも、 C4.2、C4.0の小規模フレアが発生しています。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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