宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2023/12/14 13:04 更新 太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動も強まっています。 担当 篠原 今朝、14日7時(世界時13日22時)に、 太陽風の急な強まりが到来しました。 磁場強度は、8nTから14nTへ、 速度は、330km/秒から380km/秒へ、 それぞれ急に上昇しています。 10〜11日頃に発生したCME(コロナ質量放出) が原因ではないかと思いますが、 対応する太陽での活動は分かりませんでした。 太陽風磁場の南北成分は南向きに変化して、 -10nTと強まっています。 速度はやや低速なので、影響は限定的ですが、 磁気圏の活動は強まっていて、 AE指数は500〜800nTの中規模の変化が 連続的に発生しています。 磁場の南向きの変化はどこまで続くでしょうか。 注目してください。 太陽は、西の端に沈んだ3511黒点群で、 深夜、14日0時(世界時13日15時)に、 C9.3の小規模フレアが発生しています。 向こう側に進んだ後の活動のため、 本当の規模はこれよりも大きかった可能性があります。 X線グラフは、この他に目立った変化はなく、 太陽は穏やかになっています。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |