宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:04)
昨日、C9.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場が非常に強まっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/14 --- ---
12/13 23:34 C9.4
12/12 23:23 C2.6
22:34 C8.2
18:48 C3.0
12:31 C9.0
06:56 C1.7
00:06 C4.4

黒点 12/14 (NOAA)
磁場 フレア
3513 5 β C2
3514 5 β C9
3515 2 α ---
3516 3 α ---
3517 3 β ---
3518 1 α ---
3519 4 β C2
3520 11 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 375 -10.2
-2 h 379 -10.9
-4 h 377 -8.0
-6 h 413 -3.7
-8 h 405 -2.0
-10 h 358 -4.1
-12 h 351 -3.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -63 -/ -
-2 h -35 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -27 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
12/14 0.3 1x10^2
12/13 0.3 5x10^2
12/12 0.3 2x10^3
12/11 0.3 1x10^3
12/10 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/12/ 9 13:31 M5.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/12/10 13:55 太陽風は平均的な状態です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2023/12/11 12:57 3511黒点群のフレアが続いています。太陽風は低速です。
2023/12/12 12:16 小型の彗星が太陽に近付いています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
2023/12/13 13:40 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まりました。
最新のニュース

2023/12/14 13:04 更新
太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

今朝、14日7時(世界時13日22時)に、
太陽風の急な強まりが到来しました。
磁場強度は、8nTから14nTへ、
速度は、330km/秒から380km/秒へ、
それぞれ急に上昇しています。

10〜11日頃に発生したCME(コロナ質量放出)
が原因ではないかと思いますが、
対応する太陽での活動は分かりませんでした。

太陽風磁場の南北成分は南向きに変化して、
-10nTと強まっています。
速度はやや低速なので、影響は限定的ですが、
磁気圏の活動は強まっていて、
AE指数は500〜800nTの中規模の変化が
連続的に発生しています。

磁場の南向きの変化はどこまで続くでしょうか。
注目してください。


太陽は、西の端に沈んだ3511黒点群で、
深夜、14日0時(世界時13日15時)に、
C9.3の小規模フレアが発生しています。

向こう側に進んだ後の活動のため、
本当の規模はこれよりも大きかった可能性があります。

X線グラフは、この他に目立った変化はなく、
太陽は穏やかになっています。



南西の端の少し向こう側で発生したC9.3小規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。