宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/12/13 13:40 更新 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まりました。 担当 篠原 太陽に接近していた彗星が 見えなくなるまでの動画を掲載します。 この後の写真を見ても、 通り抜けた後の姿は確認できませんでした。 太陽風は、昨日のニュースの後に、 磁場強度が4nTから9nTへゆっくり強まり、 11日21時(世界時11日12時)には 13nTへ急に強まる変化が発生しています。 この時、磁場の南北成分が、 -11nTと南向きに大きく変化しました。 速度は380km/秒とやや低速でしたが、 磁気圏の活動は一気に強まって、 AE指数は最大で1600nTに達する 大きい変化が発生しています。 その後、6時間ほどかけて 磁場の南向きの変化は次第に小さくなり、 北向きに切り替わりました。 AE指数の変化も次第に規模が小さくなり、 グラフの後半は静穏になっています。 CME(コロナ質量放出)による磁場の強まりが やって来たのかもしれません。 SDO衛星AIA193では(ちょうど月が重なっています)、 西側に進んだコロナホールが やや目立たない見え方になっています。 明日か明後日くらいに影響が始まるかもしれません。 太陽は、西側(右側)の3514黒点群で、 昨日の昼、12日12時半(世界時12日3時半)にC9.1、 昨夜、12日22時半(世界時12日13時半)にC8.2と 大きめの小規模フレアが2回発生しています。 引き続き注目してください。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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