宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2023/12/12 12:16 更新 小型の彗星が太陽に近付いています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨日紹介した小型の彗星は、太陽に更に近付いています。 それと共に尾が伸びて、彗星らしくなっています。 通り抜けた後、再びSOHO衛星のカメラで見えるでしょうか。 太陽は、3511黒点群の活動の規模が小さくなっています。 昨夜遅くにかけて、C3.3、C3.6、C3.7、C4.4などの 小規模フレアが発生していましたが、 その後は目立った変化を起こしていません。 3511群は、太陽の西の端に沈んで見えなくなります。 一方、中心部の3514群で小さい活動が見られる様になっています。 活動の規模は大きくなるでしょうか。 太陽風は、速度が310km/秒に下がり、 更に低速の風になっています。 磁場強度は、途中で上下していますが、 4nT前後の平均的な状態です。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 中心部にコロナホールが見えています。 2〜3日後くらいから太陽風の速度が高まるかもしれません。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |