宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:57)
今日、M1.4の中規模フレアが発生しました。
また、M5.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/11 09:18 C3.2
07:37 M1.4
07:19 C5.5
05:40 C7.3
12/10 23:19 C3.9
20:41 C5.5
19:33 C6.6
16:03 C7.0
13:37 C4.3
12:46 M2.3
10:58 C2.0
04:16 C4.7
12/ 9 21:57 M1.0
19:44 C4.3
18:45 M1.5
17:17 C2.6
15:37 C5.6
14:05 C3.7
08:00 M5.4
02:17 C2.6
00:36 C2.7

黒点 12/11 (NOAA)
磁場 フレア
3507 1 α ---
3508 1 α ---
3510 3 α C2
3511 9 βγ M5
3513 16 βγ C3
3514 6 β ---
3515 1 α ---
3516 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 349 -2.3
-2 h 341 -1.7
-4 h 432 +1.3
-6 h 395 -1.9
-8 h 402 +1.2
-10 h 396 -2.2
-12 h 416 -0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -13 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^2
12/11 0.3 1x10^3
12/10 0.4 1x10^3
12/ 9 0.3 2x10^3
12/ 8 0.3 2x10^3
12/ 7 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/12/ 6 12:41 太陽でフレアが頻繁に発生しています。11月の黒点相対数は 105.4 でした。
2023/12/ 7 12:43 3513黒点群でMフレアの発生が続いています。太陽風は高速の状態です。
2023/12/ 8 14:02 CMEの発生が続いています。高速の太陽風は終わっています。
2023/12/ 9 13:31 M5.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/12/10 13:55 太陽風は平均的な状態です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2023/12/11 12:57 更新
3511黒点群のフレアが続いています。太陽風は低速です。

担当 篠原

宇宙天気の話題ではありませんが、
SOHO衛星LASCO C3のコロナグラフの下側から
小型の彗星が太陽に近付いています。
この後、C2でも見える様になるでしょう。
注目して下さい。


太陽は、南西の端(右下)に達した3511黒点群の
活動が続いています。
昨日のニュース以降、
C7.0、C6.6、C5.5、C7.3などの小規模フレアを起こし、
今朝、11日7時半(世界時10日22時半)には、
M1.4の中規模フレアが発生しています。
3511群は、この後西の端に沈んで見えなくなります。

その他の領域では、中心部北側(上側)の3513群で、
小さい活動が続いています。
規模が大きくなる様な変化が見られるでしょうか。


太陽風は、350km/秒と低速の値になっています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。

磁場の南北成分は、小さく南北に変化していますが、
低速のため磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は小さい変化が時々見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、コロナホールが太陽の中心に達しています。
広がりは小さいですが、
3日後くらいに太陽風速度の高まりが見られるかもしれません。

27日前の前周期には見えなかった領域で、
太陽風も低速の状態でした。
今回はどの様な変化になるでしょうか。




小型の彗星が太陽に近付いています。
(c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。