宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/12/11 12:57 更新 3511黒点群のフレアが続いています。太陽風は低速です。 担当 篠原 宇宙天気の話題ではありませんが、 SOHO衛星LASCO C3のコロナグラフの下側から 小型の彗星が太陽に近付いています。 この後、C2でも見える様になるでしょう。 注目して下さい。 太陽は、南西の端(右下)に達した3511黒点群の 活動が続いています。 昨日のニュース以降、 C7.0、C6.6、C5.5、C7.3などの小規模フレアを起こし、 今朝、11日7時半(世界時10日22時半)には、 M1.4の中規模フレアが発生しています。 3511群は、この後西の端に沈んで見えなくなります。 その他の領域では、中心部北側(上側)の3513群で、 小さい活動が続いています。 規模が大きくなる様な変化が見られるでしょうか。 太陽風は、350km/秒と低速の値になっています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、小さく南北に変化していますが、 低速のため磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は小さい変化が時々見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが太陽の中心に達しています。 広がりは小さいですが、 3日後くらいに太陽風速度の高まりが見られるかもしれません。 27日前の前周期には見えなかった領域で、 太陽風も低速の状態でした。 今回はどの様な変化になるでしょうか。 小型の彗星が太陽に近付いています。 (c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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