宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/12/ 9 13:31 更新 M5.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 今朝、9日8時(世界時8日23時)に、 太陽の南西側(右下)の3511黒点群で、 M5.4の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 3511群は、昨日の午後から C2〜3の小規模フレアの発生が続く様になっていました。 この後も活動は続くでしょうか。 一方、北東側(左上)の3513群は、 C2程度の小規模フレアが数回発生していますが、 活動は落ち着いて来た印象です。 また、中心部南側(下側)で、 8日14時(世界時8日5時)頃に フィラメント噴出が発生しています。 規模は小さいですが、中心付近で発生しているので、 磁場の強まりなどの太陽風の乱れが到来する可能性があります。 その場合、12日頃でしょうか。 太陽風は、速度が450km/秒から420km/秒に少し下がっていますが、 平均的な状態が続いています。 磁場強度も、4〜5nTと平均的な状態です。 磁気圏は基本的に穏やかですが、 太陽風の磁場が南寄りになった頃に、 AE指数に小規模の変化が起きています。 SDO衛星AiA193では、 東側(左側)の赤道付近に小さいコロナホールが見えています。 太陽風速度の高まりがやって来るでしょうか。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の中心部南側で発生したフィラメント噴出。 (c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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