宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:02)
今日、C8.1の小規模フレアが発生しました。
また、M2.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 8 13:13 C2.2
09:41 C7.9
09:01 C2.7
07:05 C4.3
05:50 C8.1
03:02 C4.1
12/ 7 19:32 C1.7
15:00 C7.6
12:46 C1.9
07:52 C2.7
06:24 M2.3
03:50 C4.8
01:00 C3.2
12/ 6 22:45 C3.6
21:41 C1.7
17:08 C9.4
14:31 M2.1
13:39 C2.7
11:48 C3.9
09:54 C3.8
07:54 C5.0
06:02 M1.4
04:10 C5.6
02:45 C8.6
01:59 C7.4
00:23 C2.9

黒点 12/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
3505 2 α ---
3507 6 β C1
3508 1 α ---
3510 9 β ---
3511 7 β C9
3512 1 α ---
3513 12 βγ M2
3514 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:55 458 -0.0
-2 h 470 +1.2
-4 h 466 +1.4
-6 h 497 -1.8
-8 h 505 -1.9
-10 h 497 -1.2
-12 h 499 +0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -16 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
12/ 8 0.3 2x10^3
12/ 7 0.3 2x10^3
12/ 6 0.3 6x10^2
12/ 5 0.3 1x10^2
12/ 4 0.4 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
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NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/12/ 3 14:51 太陽風と磁気圏の乱れは終わっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2023/12/ 4 12:37 高速太陽風が到来しました。磁気圏は穏やかな状態です。
2023/12/ 5 11:58 高速の太陽風が続いています。磁気圏は比較的穏やかです。
2023/12/ 6 12:41 太陽でフレアが頻繁に発生しています。11月の黒点相対数は 105.4 でした。
2023/12/ 7 12:43 3513黒点群でMフレアの発生が続いています。太陽風は高速の状態です。
最新のニュース

2023/12/ 8 14:02 更新
CMEの発生が続いています。高速の太陽風は終わっています。

担当 篠原

太陽で、CME(コロナ質量放出)の発生が続いています。

掲載の1つめは、昨日の朝、7日8時半(世界時6日23時半)頃に
太陽の北の端(上側)で発生したプロミネンス噴出によるもの。
2つめは、今朝、8日4時半(世界時7日19時半)頃に
太陽の南西の端(右下側)のプロミネンス噴出によるものです。

それぞれについて、GOES衛星SUVI 304と
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
どちらもプロミネンスの大きい広がりが目立っています。
CMEは横方向の噴出なので、地球への影響はありません。

また、発生時刻は戻りますが、
昨夜、7日21時半(世界時7日12時半)には、
太陽を丸く囲むように広がるハロー型のCMEが
SOHO衛星LASCO C2、C3で観測されています。
太陽のこちら側では対応する変化が見られないので、
向こう側で発生した現象の様です。

地球へ向かう噴出ではありませんが、
変化が目立つ様になっているので、注目してください。

フレアは、北東側(左上)の3513黒点群で、
C7.6、C8.1、C7.8などの小規模フレアが発生しています
規模は少し小さくなっている様ですが、
この後も注目してください。


太陽風は、速度が530km/秒から460km/秒へ下がっていて、
高速の太陽風は終わった様です。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。

磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は変化のない状態が目立っています。



太陽の北の端で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の上側へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の南西の端で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右下へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の向こう側で発生したと思われるハロー型のCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。