宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/11/25 13:20 更新 太陽風はやや高速になっています。磁気圏の活動もやや強まっています。 担当 篠原 350km/秒と低速になっていた太陽風の速度が、 今朝早くから高まり始め、 現在は480km/秒とやや高速になっています。 磁場強度も4nTの状態からゆっくり強まって、 10nTに強まっています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風も10月28日から速度が高まっています。 この変化が回帰してきたのでしょうか。 太陽風の速度はこの後も上昇する可能性があります。 注目してください。 磁場の南北成分は、グラフでは見にくくなっていますが、 南寄りで推移しています。 このため、磁気圏の活動は少し強まっていて、 AE指数は500nTの中規模の変化が連続的に発生しています。 速度が高まって来たので、 活動はもう一段強まるかもしれません。 太陽は、中心部南側の3499黒点群でM1.1の中規模フレア、 南東側(左下)の3494群でC7.5の小規模フレア、 中心部北側の3495群でC5.5の小規模フレア などが発生しています。 全体的には、活動がやや落ち着いた印象です。 この後はどの様に推移するでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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