宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/11/21 14:40 更新 太陽でフレアの発生が続いています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の北東側(左上)の領域でフレアの発生が続いています。 昨夕、20日18時(世界時20日9時)に、 3492黒点群でM1.2の中規模フレア、 20日19時(世界時20日10時)に、3495群でC5.0の小規模フレア、 20日21時半(世界時20日12時半)に、 再び3492群でC8.0の小規模フレアなどが発生しています。 黒点も多く現れていて、SDO衛星による可視光写真を掲載します。 また、南東の端近く(左下)の3493群で、 21日10時(世界時21日1時)にC6.3の小規模フレア、 同じく南東の3489群で、 21日13時(世界時21日4時)にC6.6の小規模フレアが発生しています。 規模としてはM1以下のものばかりですが、 この後の活動に注目してください。 太陽風は、昨夜にかけて速度が340km/秒から300km/秒へ下がり、 今朝から再び上がって340km/秒に戻っています。 小さい変化で、低速の太陽風が続いています。 一方、磁場強度は5〜12nTの間を上下していて、 やや強まっています。 磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193を見ると、 北東側のコロナホールは前周期よりもだいぶ小さくなっています。 太陽風への影響は小さくなりそうです。 太陽の北東側の黒点群。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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