宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:55)
今日、C3.4の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/20 12:07 C2.9
06:33 C3.4
11/19 17:29 C7.5
15:37 C3.7
12:05 C3.2
06:55 M1.0
01:36 M1.2
11/18 19:37 C4.0
14:37 M1.2
13:20 C2.5

黒点 11/20 (NOAA)
磁場 フレア
3489 12 β C8
3490 8 β M1
3491 1 α C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 346 -0.2
-2 h 331 -0.4
-4 h 327 +3.0
-6 h 323 +2.0
-8 h 323 -0.9
-10 h 328 -0.7
-12 h 352 +1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 7 -/ -
-2 h 16 -/ -
-4 h 20 -/ -
-6 h 13 -/ -
-8 h 9 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
11/20 0.4 5x10^2
11/19 0.3 5x10^2
11/18 0.3 6x10^2
11/17 0.3 6x10^2
11/16 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/11/15 12:50 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
2023/11/16 12:25 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は穏やかに推移しそうです。
2023/11/17 14:00 太陽風はやや低速になり、磁気圏は穏やかです。
2023/11/18 11:41 太陽風は更に低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2023/11/19 13:43 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。Mフレアが3回発生しました。
最新のニュース

2023/11/20 12:55 更新
太陽の北東の端に黒点が現れています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽の北東の端(左上)から黒点限が姿を現しています。
SDO衛星の可視光写真の拡大写真を掲載します。
番号は、上側の領域が3490群、下側は3491群です。

昨日のニュース以降もこの領域の活動は続いていますが、
フレアの規模は、C2〜3に留まっています。
それでも、SDO衛星AIA131による動画を見ると、
頻繁に明るい輝きが発生しています。
引き続き注意が必要です。

X線グラフで最大の変化になっている
C7.5の小規模フレアは、
南東側(左下)の3489群で発生しています。

また、昨日のニュースで紹介した
南東の端のプロミネンス噴出により、
CME(コロナ質量放出)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
地球に対して横向きの噴出なので、影響はありません。


太陽風は、320〜350km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。
速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかです。
AE指数は小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、
北東側にコロナホールが見え始めています。
27日前と比べると広がりが小さくなっている様です。
もう2日ほど経つと、広がりが良く見える様になるでしょう。




太陽の北東の端に現れた黒点群。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


3490、3491黒点群の活動の様子。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左下へ噴出するCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。