宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2023/11/24 14:23 更新 太陽はフレアが続いています。太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュースで紹介した、 太陽の北東の端(左上)のM1.4のフレアでは、 続く様に、隣の領域で2つのプロミネンス噴出が発生しました。 SDO衛星AIA131とGOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 これらの活動により、CME(コロナ質量放出)も 太陽の左側に次々と噴出しています。 地球に対して横向きの噴出なので影響はありません。 その後は、中心部北側(上側)の 3490黒点群の活動が目立つ様になっていて、 M1.0の中規模フレアや、 C5.3、C5.9、C9.1などの小規模フレアが発生しています。 また、可視光写真を見ると、 南半球側で黒点が東西に並ぶようになっています。 1週間前は無黒点になりそうな太陽面でしたが、 一転してにぎやかになっています。 太陽風の速度は、昨日の午後から低下が始まり、 500km/秒と高速の状態から、 今日に入る頃に400km/秒台を割り、 現在は360km/秒と低速の風に変わっています。 磁場強度は、4nTと平均的な状態です。 磁気圏は穏やかになっていて、 AE指数は、グラフの前半は小規模の変化が起きていますが、 その後は、ほとんど変化のない状態です。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) M1.4フレアに続いてプロミネンス噴出が発生しています。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左側に噴出するCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |