宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/11/17 14:00 更新 太陽風はやや低速になり、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、420km/秒からゆっくり下がって、 最後は380km/秒とやや低速になっています。 磁場強度も、5nTから3nTへ下がり、やや弱い状態です。 太陽風は穏やかです。 磁場の南北成分は、 昨日のニュースの後に南寄りに傾向が変わっています。 そして、今朝以降は北寄りになっています。 磁気圏の活動もこの変化により、 AE指数は、グラフの中盤は小規模の変化が続いていましたが、 最後は変化がなくなって穏やかになっています。 SDO衛星AIA193は、 小さいコロナホールが見えている程度です。 太陽風は、穏やかな状態がしばらく続きそうです。 太陽は、今朝、17日5時(世界時16日20時)に、 南東の端(左下)でC4.8の小規模フレアが発生しました。 可視光写真では黒点が現れています。 この後も活動が続くでしょうか。 また、16日13時(世界時16日4時)に、 南西の端(右下)でプロミネンス噴出が発生しています。 太陽の向こう側の現象です。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 きれいなループを描いてガスが広がっています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 CME(コロナ質量放出)が観測されています。 向こう側の現象なので、影響はありません。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の下に向かってCMEが広がっています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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