宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/11/16 12:25 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は穏やかに推移しそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に 360km/秒から400km/秒へ上がり、 以降、平均的な速度で推移しています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 今朝までは、南向きの変化が目立っていました。 このため、磁気圏の活動は活発になり、 AE指数では、800nTの中規模の変化がしばらく続いています。 しかし、太陽風のグラフの最後では、 磁場はやや北寄りになっていて、 AE指数も変化しなくなっています。 この後もこの傾向が続くのか、再び南寄りの変化になるのか、 注目してください。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 27日周期の図でも、 前周期の太陽風は低速で推移しています。 太陽の南西の端(右下)に達した3485黒点群で、 昨日の昼、15日13時(世界時15日4時)にC8.3、 昨夜、15日21時(世界時15日12時)にC7.6 の小規模フレアが発生しています。 3485群は、現在は太陽の向こう側に進んでいて、 黒点は見えなくなっています。 このため、フレアの発生は少なくなりそうです。 SOHO衛星LASCO C2、C3によると、 15日15時(世界時15日6時)に、 太陽の左上に向かってCME(コロナ質量放出)が発生しています。 太陽のこちら側では特に現象が発生していないので、 向こう側で発生した現象の様です。 太陽の左上に広がるCME。向こう側の現象の様です。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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