宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/11/15 12:50 更新 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 昨日のニュースの後も 太陽の南西の端近く(右下)での活動は続き、 C1〜2の小さい小規模フレアが多く発生しました。 今日に入ったころからフレアの規模がやや大きくなり、 北西側(右上)の3483群でC5.8、 南西側の3484群でC3.9の小規模フレアが起きた後、 今朝、15日8時(世界時14日23時)に、 南西の3485群でM1.0の中規模フレアが発生しました。 これらの領域は、この後、太陽の向こう側に進みます。 太陽は穏やかになりそうです。 太陽風は、速度が430km/秒から360km/秒に下がり、 低速になっています。 10nTを超えるくらいに強まっていた磁場強度は、 グラフの最後で5nTに下がり、平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、 グラフの中盤で南向きにしばらく振れた後、 後半は0nT付近か弱い南寄りです。 AE指数は、グラフの途中で小規模の変化が発生して、 その後は変化が小さくなっています。 現在の太陽風の様子から、 この後の磁気圏は、穏やかになりそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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