宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:40)
今日、C2.8の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/14 10:54 C2.8
05:27 C2.8
01:19 C2.1
11/13 22:21 C2.6
17:07 C1.8
10:41 C2.2
09:18 C1.9
11/12 18:32 C2.4
13:31 C8.4
05:06 C2.4
03:21 C7.9
03:02 C4.7
02:05 M1.2

黒点 11/14 (NOAA)
磁場 フレア
3477 1 β M1
3483 4 βγ ---
3484 3 β C8
3485 5 β C2
3486 5 β C2
3487 7 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 429 +8.5
-2 h 421 +12.3
-4 h 429 +10.7
-6 h 449 +12.3
-8 h 456 +13.4
-10 h 444 +12.3
-12 h 403 +2.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -4 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 4 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^1
11/14 0.3 2x10^2
11/13 0.3 3x10^3
11/12 0.4 7x10^3
11/11 0.8 8x10^3
11/10 2.7 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/11/ 9 12:38 太陽風は、700km/秒と高速の状態が続いています。
2023/11/10 14:34 太陽でハロー型のCMEが発生しました。10月の黒点相対数は 99.4 でした。
2023/11/11 13:01 高速の太陽風が続いています。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
2023/11/12 09:58 太陽風は平均的な速度に戻っています。乱れはまだ到来していません。
2023/11/13 13:00 太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動は一時的な強まりになっています。
最新のニュース

2023/11/14 12:40 更新
太陽風の小さい変化が来ています。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

今日未明、14日1時(世界時13日16時)に、
太陽風の小さい乱れが到来しています。
速度は、400km/秒から440km/秒へ、
磁場強度は、7〜10nTから15nTへ、
それぞれ急に変化しています。
速度は平均的な状態です。

磁場の南北成分は、変化の後は北向きに強まっています。
このため、磁気圏は静穏で、
AE指数は変化のない状態が続いています。

今後、磁場が南向きに切り替わる可能性があります。
南向きに強まると、
磁気圏の活動も高まってくるので注目してください。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。
太陽風は、基本的には穏やかに推移しそうです。


太陽は、南西の端近くの領域(右下)で、
C1〜2の小さい小規模フレアが頻繁に発生しています。
この後、太陽の向こう側に進むので、
地球からは見えなくなります。

太陽の東側(左側)は、
北東の端(左上)に小さい黒点が見えるだけです。
この後、新しい領域は現れるでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。