宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/11/12 09:58 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。乱れはまだ到来していません。 担当 篠原 太陽風の速度は、 550km/秒から450km/秒へゆっくりと低下しています。 高速の状態は終わって、平均的な速度に戻っています。 磁場強度は、2nTと弱い状態でしたが、 グラフの最後は1nTとさらに弱くなっています。 9日夜に発生したCME(コロナ質量放出)による太陽風の変化は、 まだ来ていない様です。 この後到来すると思われるので、引き続き注目してください。 磁気圏は静穏な状態です。 AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 全体がぼんやりと光っていて、 コロナホールは特に見えていません。 CMEによる乱れを除くと、 太陽風はしばらく穏やかに推移しそうです。 太陽では、北西側(右上)の3483黒点群と、 南西の端近く(右下)の3477黒点群の活動が強まり、 3483群で、C7.1、C6.5などの小規模フレアが、 3477群で、M1.2の中規模フレア、C7.9の小規模フレア などが発生しています。 どちらも西の端に近付いていますが、 この後も活動は続くでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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