宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/11/ 9 12:38 更新 太陽風は、700km/秒と高速の状態が続いています。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、 太陽風の速度は、700km/秒とかなり高まった状態が続いています。 磁場強度は、6nTから4nTへゆっくり下がっています。 高速太陽風の領域は、後半へ入ろうとしている様です。 磁場の南北成分は北寄りの傾向が続き、 時々、南向きに変化しています。 このため、磁気圏の活動は磁場が南を向いた頃に強まり、 AE指数では700nTの中規模の変化が発生しています。 一方、その他の時間帯は穏やかになっています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは太陽の西の端(右端)に近付いています。 高速太陽風は、これから終わりに向かいそうです。 太陽は、中心部北西(右上)の3483黒点群で、 C6.8、C4.2などの小規模フレアが発生しています。 その他の領域は穏やかです。 昨夕、8日16時(世界時8日7時)に、 西の端でプロミネンス噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 これにより、太陽の右に向かって CME(コロナ質量放出)が発生しています。 横向きなので地球への影響はありません。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右へ噴出するCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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