宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/11/ 4 13:11 更新 CMEが発生しています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュースで紹介した、 3日13時半(世界時3日4時半)のフィラメント噴出により、 CME(コロナ質量放出)が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を見ると、 太陽の上半分を大きく囲む様にガスが広がっています。 このため、太陽風の乱れは地球へ到来しそうです。 発生から3日程度かかると考えると、 明後日、6日頃でしょうか。 磁場の強まりが到来して、南向きに大きく変化すると、 オーロラなどの活動が活発になります。 注目してください。 太陽は、南東(左下)の3480黒点群で C3.4の小規模フレアが発生した程度です。 現在は穏やかな状態です。 太陽風は、速度が360km/秒から320km/秒へ下がり、 さらに低速になっています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。 磁気圏は静穏で、 AE指数は目立った変化はありません。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールの右端が太陽の中心線に達しています。 3日後の7日くらいから太陽風の速度が高まる可能性があります。 CMEの乱れと重なる様に到来するかもしれません。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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