宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:11)
今日、C3.4の小規模フレアが発生しました。
また、M1.6の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 4 12:56 C2.2
07:31 C3.4
11/ 3 10:20 C4.5
07:42 C4.2
05:14 C2.7
04:12 M1.0
11/ 2 21:06 M1.6
20:14 C3.9
15:15 C6.4
14:00 C4.9
10:50 C3.9

黒点 11/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
3472 5 β C3
3473 1 α C4
3474 16 βγ M2
3477 5 β ---
3478 1 α ---
3479 1 α ---
3480 7 β C5

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 472 -1.0
-2 h 473 -0.6
-4 h 473 -1.2
-6 h 472 -0.2
-8 h 472 +0.4
-10 h 478 +1.7
-12 h 469 +1.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -3 -/ -
-2 h 5 -/ -
-4 h 13 -/ -
-6 h 14 -/ -
-8 h 7 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h 6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^3
11/ 4 0.6 4x10^3
11/ 3 0.5 4x10^3
11/ 2 0.3 4x10^3
11/ 1 0.3 3x10^3
10/31 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/10/30 13:51 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的な状態が続いています。
2023/10/31 12:30 太陽風は高速の状態が続いていますが、磁気圏は穏やかになっています。
2023/11/ 1 14:15 太陽風の速度は次第に低下して、やや高速になっています。
2023/11/ 2 12:31 太陽の南東の端でMフレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/11/ 3 15:03 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2023/11/ 4 13:11 更新
CMEが発生しています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

昨日のニュースで紹介した、
3日13時半(世界時3日4時半)のフィラメント噴出により、
CME(コロナ質量放出)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を見ると、
太陽の上半分を大きく囲む様にガスが広がっています。

このため、太陽風の乱れは地球へ到来しそうです。
発生から3日程度かかると考えると、
明後日、6日頃でしょうか。
磁場の強まりが到来して、南向きに大きく変化すると、
オーロラなどの活動が活発になります。
注目してください。

太陽は、南東(左下)の3480黒点群で
C3.4の小規模フレアが発生した程度です。
現在は穏やかな状態です。


太陽風は、速度が360km/秒から320km/秒へ下がり、
さらに低速になっています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。

磁気圏は静穏で、
AE指数は目立った変化はありません。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールの右端が太陽の中心線に達しています。
3日後の7日くらいから太陽風の速度が高まる可能性があります。
CMEの乱れと重なる様に到来するかもしれません。



太陽の上側に大きく広がるCMEが発生しました。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。