宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/11/ 2 12:31 更新 太陽の南東の端でMフレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 昨日のニュース以降も 太陽の南東の端(左下)の少し向こう側での活動は続き、 1日15時(世界時1日6時)にM1.1、 1日20時半(世界時1日11時半)にM1.4と、 中規模フレアが2回発生しています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 発生した領域は見えていないので、 フレアの本当の規模はこれよりも大きかったかもしれません。 CME(コロナ質量放出)は、 M1.4フレアに伴って弱い噴出が発生した程度です。 この活動領域はこれから太陽のこちら側に現れます。 注目してください。 太陽風は、速度は450km/秒前後、磁場強度は4nTと、 平均的な状態になっています。 磁場の南北成分は南北に変化していますが、 速度が下がってきたこともあり、 磁気圏は比較的穏やかで、 AE指数は小規模の変化が時々発生する程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南東側(左下)にコロナホールの広がりが見えています。 5〜6日後くらいからこの領域の影響で、 太陽風の速度が高まる可能性があります。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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