宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
今日、C3.9の小規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 2 10:50 C3.9
11/ 1 20:40 M1.4
17:47 C3.1
15:11 M1.1
09:22 C6.9
06:51 C5.0
05:18 C3.9
10/31 11:24 C2.2
09:13 C5.7

黒点 11/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
3472 10 β C3
3473 7 β C6
3474 23 βγ C5
3476 3 β ---
3477 1 α C4
3478 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 441 +0.1
-2 h 453 -1.1
-4 h 467 -1.4
-6 h 469 -0.9
-8 h 471 -0.6
-10 h 513 +1.0
-12 h 470 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -4 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h 9 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
11/ 2 0.3 4x10^3
11/ 1 0.3 3x10^3
10/31 0.3 4x10^3
10/30 0.4 4x10^3
10/29 0.3 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/10/28 13:08 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。太陽も穏やかな状態です。
2023/10/29 12:57 太陽風が高速になっています。磁気圏の活動も高まっています。
2023/10/30 13:51 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的な状態が続いています。
2023/10/31 12:30 太陽風は高速の状態が続いていますが、磁気圏は穏やかになっています。
2023/11/ 1 14:15 太陽風の速度は次第に低下して、やや高速になっています。
最新のニュース

2023/11/ 2 12:31 更新
太陽の南東の端でMフレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

昨日のニュース以降も
太陽の南東の端(左下)の少し向こう側での活動は続き、
1日15時(世界時1日6時)にM1.1、
1日20時半(世界時1日11時半)にM1.4と、
中規模フレアが2回発生しています。

SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
発生した領域は見えていないので、
フレアの本当の規模はこれよりも大きかったかもしれません。

CME(コロナ質量放出)は、
M1.4フレアに伴って弱い噴出が発生した程度です。

この活動領域はこれから太陽のこちら側に現れます。
注目してください。


太陽風は、速度は450km/秒前後、磁場強度は4nTと、
平均的な状態になっています。

磁場の南北成分は南北に変化していますが、
速度が下がってきたこともあり、
磁気圏は比較的穏やかで、
AE指数は小規模の変化が時々発生する程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南東側(左下)にコロナホールの広がりが見えています。
5〜6日後くらいからこの領域の影響で、
太陽風の速度が高まる可能性があります。



南東の端の少し向こう側で発生したM1.1、M1.4の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。