宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/11/ 3 15:03 更新 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 1日にMクラスのフレアが発生していた 太陽の南東の端(左下)から、新しい黒点が現れました。 この領域では、 今朝、3日4時(世界時2日19時)にM1.0の中規模フレア、 3日10時半(世界時3日1時半)にC4.5の小規模フレア などが発生しています。 引き続き注目してください。 太陽の向こう側でも活動が起きている様で、 SOHO衛星LASCO C2、C3を見ると、 2日12時半(世界時2日3時半)に太陽の左上、 2日16時(世界時2日7時)に左下に向かって、 CME(コロナ質量放出)が広がっています。 また、3日13時半(世界時3日4時半)頃に、 太陽の北西側(右上)でフィラメント噴出が発生しています。 発生直後なので変化の途中までですが、 SDO衛星AIA193の動画を掲載します。 CMEが発生していると思われますが、 斜め方向なので、 太陽風の乱れは地球へやって来るかもしれません。 太陽風は、ACE衛星の観測によると、 速度は400km/秒台を割って、360km/秒へ下がり、 低速になっています。 磁場強度も3nTとやや弱くなっています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが太陽の中心線に近付いています。 4日後くらいから影響が始まりそうです。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の北西側で発生したフィラメント噴出。 (c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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