宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:30)
今日、C5.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/31 11:24 C2.2
09:13 C5.7
10/30 04:00 C2.6
10/29 22:52 C2.0
22:02 C7.8
20:33 C6.6
18:45 C2.5
17:49 C2.4
16:37 C4.3

黒点 10/31 (NOAA)
磁場 フレア
3472 8 β ---
3473 9 βγ C6
3474 15 βγ C8

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 523 +2.1
-2 h 506 -0.2
-4 h 515 +1.0
-6 h 524 +0.6
-8 h 540 +2.2
-10 h 555 +3.9
-12 h 548 +3.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -19 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
10/31 0.3 4x10^3
10/30 0.4 4x10^3
10/29 0.3 7x10^2
10/28 0.3 1x10^3
10/27 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/10/26 12:16 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかな状態です。
2023/10/27 13:47 M1.4の中規模フレアが発生しました。磁気圏の活動が強まっています。
2023/10/28 13:08 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。太陽も穏やかな状態です。
2023/10/29 12:57 太陽風が高速になっています。磁気圏の活動も高まっています。
2023/10/30 13:51 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的な状態が続いています。
最新のニュース

2023/10/31 12:30 更新
太陽風は高速の状態が続いていますが、磁気圏は穏やかになっています。

担当 篠原

太陽風は高速の状態が続いていますが、
速度は560km/秒から520km/秒へ少し低下しています。
磁場強度も5nTから4nTへ少し下がり気味です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
コロナホールは太陽の西の端に近付いています。
太陽風への影響は終わりが近いのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
一時的に南に変化する時間帯もありますが、
全体としては北寄りの状態です。
このため、AE指数のグラフは、
磁場が南を向いた頃に700nTの中規模の変化が発生していますが、
その前後は穏やかになっています。

太陽風のグラフの最後は北向きの状態です。
この傾向が続くと、磁気圏も穏やかに推移するでしょう。


太陽は、中心部南側の3747黒点群の黒点が、
昨日よりも大きくなっています。
SDO衛星によるこの1日ほどの動画を掲載します。
今のところ、この領域のフレアは少なく、
C1〜2の小さいフレアが数回発生した程度です。

また、中心部北東側(左上)の3473黒点群で
C5.7の小規模フレアが発生しています。




この1日間の3474黒点群の発達の様子。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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