宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/10/26 12:16 更新 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかな状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 320km/秒から350km/秒へ少し上がっていますが、 低速の状態が続いています。 磁場強度は、4nT前後の状態から、 グラフの最後は5〜8nTと 小幅の変化が見られる様になっています。 太陽風のグラフでは、 磁場の大まかな方向が「T」から「A」に変化しています。 この切り替わりに関係しているのかもしれません。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は、一時的に小規模の変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが太陽の中心線に次第に近付いています。 この領域が中心線に達すると、 ここから噴き出している高速の太陽風が 地球の方向へ向かってくることになります。 到着まで3日程度と考えて高速太陽風の始まりを予想します。 注目してください。 太陽は、北東の領域(左上)と北東の端で、 C1台の小さい小規模フレアが数回発生しています。 この周辺では、小さいですが黒点も見える様になっています。 また、南西(右下)の3471群でC3.0の小規模フレアが発生しています。 活動は小さいものばかりですが、 X線グラフが少し変化する様になっています。 この後はどうなるでしょうか。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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