宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2023/10/25 12:16 更新 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。太陽も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風は低速の状態が続いています。 速度は、370km/秒から330km/秒へ下がっています。 磁場強度も5nTから3nTへ少し下がり、 やや弱くなっています。 磁場の南北成分は、0nT付近か弱い北寄りです。 低速でもあるため磁気圏は穏やかで、 AE指数は変化の見られない状態が続いています。 SDO衛星AIA193では、 東側(左側)に縦に伸びるコロナホールが見えています。 6日後くらいになりそうですが、 この領域の影響に注目してください。 太陽は、東端近くの2つの領域で、 C4.2とC2.6の小規模フレアが連続するように発生しています。 X線のグラフでは、高まりが重なる様に見えています。 その他は目立つ変化はなく、黒点も少ないままです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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