宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/10/21 14:11 更新 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動がある程度強まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 360km/秒から330km/秒へ下がる変化が見られ、 低速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態から、 昨夜以降、10nTと強まった状態に変わっています。 その中で、磁場の南北成分が、 21日2時半(世界時20日17時半)頃から南向きに強まる様になり、 -7〜 -9nTくらいの変化が連続しています。 このため、磁気圏の活動はある程度強まっていて、 AE指数は、グラフの途中から 500〜1000nTの中規模の変化が連続する様になっています。 また、Dst指数の速報値は -76nTに下がっていて、 磁気嵐が発生しています。 磁場の南向きの強まりは、どこまで続くでしょうか。 太陽は、中心部北西側(右上)の3467黒点群で、 C2.3とC2.8の小規模フレアが発生しています。 目立つ活動はこの程度で、全体としては穏やかです。 Dst指数の速報値は、-76nTに下がっています。この指数はマイナス方向に発達します。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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