宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2023/10/16 13:19 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかな状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュース以降もゆっくりと低下して、 450km/秒と平均的な状態から、 現在は370km/秒と低速になっています。 磁場強度は、2〜3nTと弱くなっています。 磁気圏は静穏で、オーロラの活動度を示すAE指数は ほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 目立つ規模のコロナホールはなく、 太陽風はこの後も穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、中心部の3464黒点群で C3.9の小規模フレアが発生しています。 この他はX線グラフの変化は少なく、 太陽は穏やかな状態です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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