宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2023/10/19 12:30 更新 太陽風は平均的な速度に上がっています。磁気圏はやや活動的になっています。 担当 篠原 昨日の夕方から太陽風の速度が一段上昇して、 400km/秒と平均的な速さになりました。 現在もこの状態です。 磁場強度も速度が高まる頃に10nT程度に強まり、 以降はゆっくりと低下していますが、 現在も7nTと少し強めの状態です。 磁場の南北成分は、 磁場が強まった頃から南向きで推移する様になり、 初めの頃は、-7nT程度の南向きがしばらく続いています。 このため、磁気圏の活動はやや強まり、 AE指数は500nTを超えるくらいの 中規模の変化がしばらく続いています。 その後は、南向きの変化がやや小さくなり、 AE指数の変化も300nTくらいに下がっています。 太陽は、X線グラフの変化がほとんどなく、 こちら側は穏やかです。 一方、向こう側ではある程度の規模の活動が発生した様で、 昨日、18日11時半(世界時18日2時半)頃に、 太陽の右上に広がるCME(コロナ質量放出)が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |