宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/10/17 13:54 更新 太陽風は更に低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、370km/秒から320km/秒へゆっくり下がり、 さらに低速になっています。 磁場強度も2〜3nTと弱い状態です。 磁気圏はとても穏やかで、 AE指数のグラフはほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は コロナホールは特に見られず、 穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、昨夜、16日19時半(世界時16日10時半)に 北東(左上)の3467黒点群でC7.5の小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 拡大写真の動画では、 ダークフィラメントが噴出する様子が見えています。 このフレアにより、SOHO衛星LASCO C2、C3では、 太陽の左に向かって飛び出す CME(コロナ質量放出)が観測されています。 CMEの広がる様子を見ると、 噴出の端の方が地球に向かっているかもしれません。 その場合、明後日、19日の夜くらいに 太陽風の変化がやって来る可能性があります。 また、直後の17日1時(世界時16日16時)には、 東の端の少し向こう側で、 C9.8とMクラス寸前のCクラスフレアが発生しています。 この後、活動的な領域が現れるでしょうか。 3467黒点群で発生したC7.5の小規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左側に広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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