宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:54)
今日、C9.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/17 05:09 C1.8
01:00 C9.8
10/16 21:29 C4.8
19:34 C7.5
12:46 C1.8
01:23 C3.9
10/15 11:33 C2.4
01:22 C3.4

黒点 10/17 (NOAA)
磁場 フレア
3460 1 α C2
3463 12 α ---
3464 9 β C4
3465 6 α C2
3466 5 β ---
3467 2 α C8
3468 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 316 +1.3
-2 h 314 +1.1
-4 h 328 -0.9
-6 h 324 +0.8
-8 h 326 +1.1
-10 h 336 +0.2
-12 h 341 +1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 9 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h 11 -/ -
-6 h 19 -/ -
-8 h 13 -/ -
-10 h 9 -/ -
-12 h 14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
10/17 0.3 2x10^2
10/16 0.3 1x10^2
10/15 0.3 2x10^2
10/14 0.4 2x10^2
10/13 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/10/12 12:21 太陽風は低速の状態が続いています.磁気圏も静穏です。
2023/10/13 13:58 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかに推移しています。
2023/10/14 13:10 太陽風は高速になっています。磁気圏は穏やかです。
2023/10/15 13:19 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2023/10/16 13:19 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかな状態です。
最新のニュース

2023/10/17 13:54 更新
太陽風は更に低速になり、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、370km/秒から320km/秒へゆっくり下がり、
さらに低速になっています。
磁場強度も2〜3nTと弱い状態です。

磁気圏はとても穏やかで、
AE指数のグラフはほとんど変化がありません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は
コロナホールは特に見られず、
穏やかな太陽風が続きそうです。


太陽は、昨夜、16日19時半(世界時16日10時半)に
北東(左上)の3467黒点群でC7.5の小規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
拡大写真の動画では、
ダークフィラメントが噴出する様子が見えています。

このフレアにより、SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽の左に向かって飛び出す
CME(コロナ質量放出)が観測されています。

CMEの広がる様子を見ると、
噴出の端の方が地球に向かっているかもしれません。
その場合、明後日、19日の夜くらいに
太陽風の変化がやって来る可能性があります。

また、直後の17日1時(世界時16日16時)には、
東の端の少し向こう側で、
C9.8とMクラス寸前のCクラスフレアが発生しています。
この後、活動的な領域が現れるでしょうか。




3467黒点群で発生したC7.5の小規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左側に広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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