宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/10/14 13:10 更新 太陽風は高速になっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュースの頃に始まっていた太陽風磁場の強まりは、 夕方にかけてさらに強まり、 ACE衛星では13日17時(世界時13日8時)頃に 20nTを超えるほどになりました。 この状態が4時間ほど続いて、その後、磁場は次第に弱まり、 現在は2nTと弱い状態まで下がっています。 一方、350km/秒と低速だった太陽風の速度は、 20nTに達した磁場が弱まり始めた頃から上昇を始め、 今朝、14日7時(世界時13日22時)に500km/秒台まで上がって、 高速の状態に達しています。 現在は520km/秒付近です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは西の端まで進んでしまいましたが、 この領域の影響が遅めでやって来たのでしょうか。 2〜4日前くらいの太陽では、目立った変化は発生していないので、 CME(コロナ質量放出)に関係する速度の高まりではないように思います。 この後、速度の高まりがどのくらい続くでしょうか。 注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、 主に北向きで推移していて、 一時的な南向きの変化が時々発生しています。 このため磁気圏は基本的には穏やかで、 AE指数は、500nTの変化が一時的に発生する程度です。 太陽は、C1台の小さいフレアが発生する程度で、 穏やかな状態で推移しています。 X線グラフは、全体の強度も次第に下がっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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