宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/10/11 13:21 更新 太陽風はさらに低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は350km/秒から280km/秒へ更に下がり、 かなり低速になっています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁気圏は静穏で、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 注目していたコロナホールは、 太陽の西側(右側)にだいぶ移動しています。 この後、影響が始まるでしょうか。 太陽風の磁場強度や速度の変化に注目して下さい。 太陽は、昨夜、10日21時(世界時10日12時)に、 北西の端近く(右上)の3452黒点群で M2.3の中規模フレアが発生しました。 また、中心部南側(下側)の3460群で、C4.4、C2.9、 東端近く(左端)の3464群で、C3.4、C2.8 などの小規模フレアが発生しています。 昨夜、10日19時半(世界時10日10時半)に、 太陽の東端の向こう側で ある程度の規模のフレアが発生した様で、 SOHO衛星LASCO C2、C3で、 太陽の左側に噴出する CME(コロナ質量放出)が観測されています。 地球への影響はありません。 この領域の活動はこの後も見られるでしょうか 太陽の東端の向こう側でCMEが発生しました。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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