宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/10/ 9 13:51 更新 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、320km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTから3nTへ下がり気味で、 やや弱くなっています。 磁場の南北成分は、 昨日の夕方にかけて、-5nT程度の南向きの状態が続き、 その後、0nT付近で推移する様になっています。 速度が下がっているため磁気圏は基本的に穏やかで、 AE指数は、前半に400nT程度の小規模の変化が起きていますが、 その後は変化がなくなっています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが太陽の中心に達しています。 2〜3日後から太陽風の速度が高まるかもしれません。 注目してください。 太陽は、昨日の昼に南西(左下)の3460黒点群で C6.6の小規模フレアが発生した後は、 C2〜3の小さい小規模フレアが発生した程度で、 やや落ち着いた状態です。 太陽の北の端で、9日1時(世界時8日16時)頃から プロミネンスの噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 これにより、太陽の上に向かって CME(コロナ質量放出)が発生しています。 地球に対して横向きの噴出なので、影響はありません。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の上に向かって広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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