宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/10/ 8 09:21 更新 太陽風はさらに低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 370km/秒から310km/秒へゆっくりと低下して、 さらに低速になっています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分を見ると、 中盤までは+4〜5nTの北向きが続いていますが、 後半の途中で南向きに切り替わり、 今度は -4〜 -5nT程度の南向きが続く様になっています。 速度がだいぶ下がっているため 磁気圏への影響は小さく、 AE指数は、最後の部分で小規模の変化が発生しているだけです。 SDO衛星AIA193を見ると、 縦に伸びるコロナホールが太陽の中心部に達しています。 この領域の影響で、 3〜4日後くらいに太陽風の速度が高まる可能性があります。 横の広がりが小さいので、 到来しても比較的短い時間の変化になりそうです。 太陽は、南東(左下)の3460黒点群で、 今日未明、8日3時(世界時7日18時)にM1.7の中規模フレア。 そして、グラフの最後の8日8時半(世界時7日23時半)に 北西(右上)の3452群でC5.3の小規模フレアが発生しています。 3460群は新しく発生した黒点です。 この後も発達が続くか、注目して下さい。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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