宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:03)
今日、C4.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 6 08:50 C2.4
07:00 C2.1
06:09 C4.0
04:08 C4.7
01:18 C3.5
10/ 5 15:56 C3.7
10/ 4 18:33 C3.0
17:41 C2.0
16:49 C2.5
13:18 C1.4
02:38 C2.3
02:00 C3.5
00:23 C2.3

黒点 10/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
3448 1 α ---
3450 13 β C4
3451 18 βγ C5
3452 28 βγ C2
3453 4 β C3
3454 4 β ---
3456 1 α ---
3457 1 α C4
3458 7 β ---
3459 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:56 464 +0.8
-2 h 463 +1.1
-4 h 462 -0.9
-6 h 486 -0.1
-8 h 464 +2.0
-10 h 444 +0.4
-12 h 454 +0.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -11 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h 8 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
10/ 6 0.3 1x10^3
10/ 5 0.3 9x10^2
10/ 4 0.3 2x10^3
10/ 3 0.3 1x10^3
10/ 2 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/10/ 1 13:42 太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が強まりました。Mフレアが2回発生しています。
2023/10/ 2 12:52 太陽風は低速になっています。太陽も比較的穏やかです。
2023/10/ 3 13:52 太陽風は穏やかな状態で、磁気圏も概ね静穏です。
2023/10/ 4 12:20 太陽風は低速です。磁場が南向きになり磁気圏の活動が強まりました。
2023/10/ 5 11:43 太陽風磁場の南寄りの変化が続いています。9月の黒点相対数は 133.6 でした。
最新のニュース

2023/10/ 6 14:03 更新
太陽風はやや高速です。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、速度は450km/秒、磁場強度は4〜5nTと
平均的な状態が続いていましたが、
今朝、6日6時半(世界時5日21時半)頃に
小規模の変化がやって来て、
速度は480km/秒へ、磁場強度は7nTへ
小幅の上昇が発生しています。

変化の到来後、
磁場の南北成分が細かく南北に変化する様になっています。
しかし、磁気圏は穏やかな状態で、
AE指数のグラフは、小さい変化が見られる程度です。


太陽は、中心部の3451黒点群の活動が少し強まり、
C3.7、C3.5、C4.7、C2.4など、
Cクラスの小規模フレアが頻繁に発生しています。
規模が大きくなる様であれば、注意が必要になるでしょう。

また、今朝、6日4時(世界時5日19時)頃に、
太陽の北西の端でプロミネンス噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
この噴出により、CME(コロナ質量放出)も発生しています。

横方向の噴出なので地球への影響はありませんが、
きれいな現象です。




太陽の北西の端で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右側へ飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。