宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/10/ 6 14:03 更新 太陽風はやや高速です。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度は450km/秒、磁場強度は4〜5nTと 平均的な状態が続いていましたが、 今朝、6日6時半(世界時5日21時半)頃に 小規模の変化がやって来て、 速度は480km/秒へ、磁場強度は7nTへ 小幅の上昇が発生しています。 変化の到来後、 磁場の南北成分が細かく南北に変化する様になっています。 しかし、磁気圏は穏やかな状態で、 AE指数のグラフは、小さい変化が見られる程度です。 太陽は、中心部の3451黒点群の活動が少し強まり、 C3.7、C3.5、C4.7、C2.4など、 Cクラスの小規模フレアが頻繁に発生しています。 規模が大きくなる様であれば、注意が必要になるでしょう。 また、今朝、6日4時(世界時5日19時)頃に、 太陽の北西の端でプロミネンス噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 この噴出により、CME(コロナ質量放出)も発生しています。 横方向の噴出なので地球への影響はありませんが、 きれいな現象です。 太陽の北西の端で発生したプロミネンス噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右側へ飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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