宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/10/ 5 11:43 更新 太陽風磁場の南寄りの変化が続いています。9月の黒点相対数は 133.6 でした。 担当 篠原 WDC-SILSOより、9月の黒点相対数は 133.6 と発表されました。 8月の114.9からは上がりましたが、 6〜7月の150を超える高まりまでは戻らず、 今期はこのくらいの高さで推移することになるのかもしれません。 1か月間の動画を見ると、 9月は黒点が安定して現れ続けていた印象です。 黒点相対数の1日値が2桁に下がったのは、 8月は8日ありましたが、9月は5日に減りました。 この差も月平均値が上がったことに繋がっているのでしょう。 現在の太陽は、活動が少なくなっていて、 中心部南西側(右下)の3450黒点群でC2.5、 中心部の3452群でC2.0、 西側(右側)の3453群でC3.0など、 小さめの小規模フレアが起きた程度です。 X線グラフは変化が少なくなっています。 太陽風は、速度がグラフの最後で 450km/秒へ少し上がっています。 この後も変化が続くでしょうか。 しばらく注目してください。 磁場強度は、7〜8nTと少し強めの状態が続き、 南北成分は南寄りで、 -5nT程度の南向きの強まりが度々発生しています。 このため、磁気圏の活動も少し高まった状態が続き、 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 500nTに達するくらいの変化が繰り返し発生しています。 ただし、太陽風のグラフの最後では、 磁場強度が5nTに少し下がっています。 この状態が続くと、南向きの変化も少し小さくなるので、 磁気圏の活動は弱くなるかもしれません。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 9月の太陽黒点の推移。SDO衛星。 (c) SDO衛星 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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