宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/10/ 4 12:20 更新 太陽風は低速です。磁場が南向きになり磁気圏の活動が強まりました。 担当 篠原 ACE衛星によると、 太陽風は350km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、4nTから9nTへ少し強まっています。 途中、3日20時(世界時3日11時)頃に、 速度と磁場強度の小幅の急な変化が到来しています。 その頃から磁場の南北成分が南向きに強まり、 最大で-6nTに達する南向きの変化がしばらく続いています。 この影響で磁気圏の活動が強まり、 AE指数は600nT程度の中規模の変化が6時間ほど発生しました。 その後も、磁場の南北成分は弱い南寄りになっていて、 AE指数も小規模の変化が時々発生しています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は400km/秒付近の平均的な速度で推移しています。 今回も同様に穏やかな太陽風が続くでしょうか。 太陽は、中心部南側(下側)の3450黒点群や 中心部東側(左側)の3452黒点群などで、 C1〜3の小さい小規模フレアが頻繁に発生しています。 この後、規模に変化が見られるでしょうか。 また、東端(左端)の向こう側で ある程度の規模の活動が発生した様で、 3日22時(世界時3日13時)頃にSOHO衛星LASCO C2、C3で、 太陽の左に向かって飛び出す CME(コロナ質量放出)が観測されています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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