宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:42)
今日、M2.5の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 1 13:18 C2.6
12:21 C9.3
10:43 M1.6
10:01 M2.5
09:41 C3.1
06:20 C6.6
05:29 C3.2
03:05 C4.7
01:02 M1.2
9/30 23:38 C5.1
23:07 C3.9
21:23 C4.9
20:37 C9.6
19:41 C2.6
15:50 C2.4
14:56 C8.0
14:24 C7.1
13:01 C7.2
09:41 C4.2
07:18 C3.9
05:00 C5.0
03:14 C7.5
02:16 C2.3
00:41 C1.2
9/29 13:16 C1.7
02:02 C2.6

黒点 10/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
3440 1 α ---
3445 1 α M1
3447 3 β C4
3448 1 α ---
3449 10 β C5
3450 12 βγ C7
3451 8 βδ M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 404 -1.7
-2 h 410 +0.3
-4 h 414 +1.3
-6 h 413 -4.6
-8 h 411 -4.2
-10 h 410 -4.0
-12 h 437 -2.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -19 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -31 -/ -
-6 h -26 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
10/ 1 0.3 5x10^3
9/30 0.3 3x10^3
9/29 0.4 3x10^3
9/28 0.3 4x10^3
9/27 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 9/26 08:17 太陽風の乱れは終わりに近づいています。磁気圏は穏やかになっています。
2023/ 9/27 07:59 太陽風磁場は弱まりましたが、速度が高まっています。
2023/ 9/28 12:47 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は少し活動的です。
2023/ 9/29 12:57 太陽風は平均的な速度で、磁場が少し強まっています。
2023/ 9/30 13:21 太陽風は平均的な状態です。現在の磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/10/ 1 13:42 更新
太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が強まりました。Mフレアが2回発生しています。

担当 篠原

昨日のニュースの後、
太陽風磁場の南北成分が再び南寄りで推移する様になり、
-3〜 -5nT程度の南向きの状態が20時間ほど続きました。

太陽風の速度は、
430km/秒から400km/秒へ少し下がっていますが、
平均的な状態です。
磁場強度も5nTと平均的な値で安定しています。

南向き磁場が続いた影響で、
磁気圏活動の高まりが連続的に発生し、
AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が、
こちらも19時間にわたって続いています。

太陽風磁場の南寄りの変化は、
今朝、1日8時(世界時9月30日23時)に終わり、
以降は、0nTを挟んで南北に変化しています。
この状態が続くと、
磁気圏の活動は小さくなっていくでしょう。


太陽は、北東の端近く(左上)の
3451黒点群の活動度が高まり、
1日1時半(世界時30日16時半)にM1.2、
1日10時(世界時1日1時)にM2.5の中規模フレアや、
Cクラスの小規模フレアをいくつも起こしています。

SDO衛星AIA131の動画で、
2つのMクラスフレアとその間の変化を紹介します。
引き続き注目してください。




3451黒点群で発生した、M1.2、M2.5の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。