宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 9/29 12:57 更新 太陽風は平均的な速度で、磁場が少し強まっています。 担当 篠原 太陽風は、400km/秒前後と平均的な速度が続いています。 磁場強度も5nT付近で安定していましたが、 今朝、29日6時(世界時28日21時)頃に、 8nTへ急に強まる小さい変化が発生しています。 以降、磁場強度は7〜8nTと少し強まった状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの中盤までは0nT付近でしたが、 磁場が強まった後に南向きに変化するようになり、 現在は -5nTと南向きに少し強まっています。 磁気圏は基本的には穏やかですが、 磁場の南向きの変化に関係して、 AE指数は、グラフの最後で250nTの小さい変化が発生しています。 磁場の南向きは続いているので、 AE指数の変化ももう少し大きくなるかもしれません。 昨夕、28日18時(世界時28日9時)に、 太陽の南東の端近く(左下)の3450黒点群で M1.2の中規模フレアが発生しました。 その後は目立った活動はなく、 X線グラフは変化が少なくなっています。 一方、太陽の北極付近で、 28日17時(世界時28日8時)頃から プロミネンスの大きい変化が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 見た目は大きいですが、噴出は小規模だった様で、 CME(コロナ質量放出)はほとんど見えませんでした。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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