宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 9/ 3 13:30 更新 太陽風は高速の状態が続き、磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 昨日の午後、2日15時半(世界時2日6時半)に、 太陽の西の端(右端)の3413黒点群で、 M3.3の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 CME(コロナ質量放出)も発生していますが、 太陽の右下に向かっていて、地球への影響はないでしょう。 3413群は、今朝、3日9時(世界時3日0時)にも M1.1の中規模フレアを起こしましたが、 現在は太陽の向こう側に進んでいて、見えなくなっています。 太陽風は、550km/秒に速度が高まり、 その後ゆっくり下がって、現在は500km/秒です。 高速の状態は続いています。 磁場強度は、5〜9nTの間を上下していて、 やや強まった状態です。 磁場の南北成分は、 昨日のフレア以降、南寄りになって、 -5nTを超える程度の南向きの変化が度々発生しています。 速度が高まっていることもあって、 磁気圏の活動は強まり、 AE指数は、1000nT前後の活発な変化が 1日にわたって続いています。 太陽風のグラフの最後で、 磁場の南北成分は、北寄りに変化しています。 この状態が続くなら、 この後の磁気圏は穏やかになるでしょう。 再び南向きで変化すると、 磁気圏も活動的な状態が続くでしょう。 注目して下さい。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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