宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:38)
今日、C2.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/18 02:18 C2.2
8/17 23:15 C3.5
21:17 C5.2
17:19 C2.3
11:22 C3.6
8/16 22:41 C3.3
16:38 C2.1
10:06 C1.9
06:46 C2.3

黒点  8/18 (NOAA)
磁場 フレア
3397 2 β C5
3403 16 β C2
3404 3 β ---
3405 4 β C2
3407 8 β ---
3408 3 β ---
3409 7 β C2
3410 1 α ---
3411 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:25 323 -1.0
-2 h 327 +4.5
-4 h 331 +7.2
-6 h 324 +6.2
-8 h 324 +6.2
-10 h 331 -1.4
-12 h 331 -2.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 23 -/ -
-2 h 18 -/ -
-4 h 16 -/ -
-6 h 12 -/ -
-8 h 8 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^1
8/18 0.3 2x10^2
8/17 0.4 7x10^2
8/16 0.3 2x10^3
8/15 0.3 2x10^3
8/14 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 8/13 10:50 太陽風は平均的な状態です。磁気圏は概ね静穏です。
2023/ 8/14 07:42 太陽風は低速になっています。太陽は穏やかな状態です。
2023/ 8/15 08:56 太陽風はより低速になっています。C8.9の小規模フレアが発生しました。
2023/ 8/16 09:43 太陽風はかなり低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 8/17 09:21 太陽風は低速です。磁場が南寄りになって磁気圏が活動的になりました。
最新のニュース

2023/ 8/18 10:38 更新
太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏は概ね静穏です。

担当 篠原

太陽風は、330km/秒前後と低速の状態で安定しています。

磁場強度は、7nTの状態から、
グラフの後半で10nTに少し強まる変化が発生しています。
27日周期の図を見ると、
太陽風磁場の大まかな方向を示すセクターのグラフが、
「A」から「T」へ切り替わっています。
この変化と関係する強まりかもしれません。

磁場の南北成分は比較的北寄りのようですが、
時々、南向きの変化も発生しています。
速度が下がっているので影響は限定的ですが、
AE指数は、250nT程度の小規模の変化が時々発生しています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽では、西の端(右端)の南北で噴出が発生しています。

1つめは、17日11時(世界時17日2時)頃、
南西の端(右下)からプロミネンスが噴出しています。
これによりCME(コロナ質量放出)も発生していて、
SOHO衛星LASCO C2、C3を見ると、
太陽の右下に向かってコロナのガスが広がっています。

2つめは、17日21時(世界時17日12時)頃、
北西の端(右上)で、薄暗く見えていたダークフィラメントが
飛び出しています。
CMEも太陽の右に向かって噴出しています。

どちらも地球に対して横方向の噴出なので、
影響はありません。

また、昨夜から、南東の端(左下)の少し向こう側で、
C1〜3の小規模フレアが度々発生するようになっています。
この後、活動的な領域が現れそうです。
注目して下さい。




南西の端で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右下へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


北西の端で発生したフィラメント噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。